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惜しくも
シンマジで? 「死ぬる覚悟がぁ〜」このセリフが二、三日頭から離れなくなります
          
                国 宝
   * 2025年夏 大ヒット作品!!
 *僭越ながら、最後にで感想を評しました、満星は6つです。

 吉沢 亮、横浜流星、このイケメン二人を競わすような
 内容ですと。
 デジタル俳優でしたら年をとらないのでしょうが、
 このイケメンは今見ておかないといけません。
 原作は吉田修一の同名小説、監督は「悪人」や
 「フラガール」を撮った李 相日監督。
 歌舞伎という伝統芸能の継承という難題、
 名跡を継ぐことのとてつもない重さを知る
 いい機会になるでしょう。
(日常生活には関係がなさ過ぎるから)
 


伝統芸能の光と闇


                                        

 この夏、またコロナウイルスの感染拡大ですよ。
 せっかく映画やお芝居、コンサートを手放しで楽しめるようになってきたかと思ったのに
 本当にしつこい!
 そんな中をがっちりマスクを装着して、学校が夏休みに入る前に
 シネプレックス幕張にて鑑賞してきました。
 平均年齢はお高めでしたが、その分皆々様お品がよさそうでした。
 劇場内は前列を残していっぱいでしたが、ゲホゲホ咳を放つ人もなく安心でしたね。



                                  
  歌舞伎界は基本的に血脈承継の世界、「梨園」などと特別視しますが、
  名跡を継ぐには想像もつかないほどの厳しい稽古が必須なんですね。
  他人の子と実子の力量にさほど差がなければ、迷うことなく
  実子に後を継がせたほうが問題はないように思いました。
  継ぐ子役の吉沢 亮も実子役の横浜流星もこの作のために
  どれだけの稽古を重ねたか!歌舞を見るだけでも鑑賞するに値します。                                

 ☆☆☆  大きなスクリーンで華やかな歌舞!こういう作品は是非とも劇場ですね  ☆☆☆

    

                                          
                      
  華やかで見ごたえのある映画なのですが、夏場は冷たい飲み物を手にしますし
  「3時間は膀胱がもちません!!」
  長い映画のデメリットをもう少し考慮していただけたらありがたい。

  鑑賞後、ふと我に返ったら、出自にどんな汲むべき事情があろうとも
  女形歌舞の名手だが、女にだらしない男ってだけ。
  歌舞がお上手でも人間国宝に推挙されるには不徳過ぎるというものです。
  特にお米が高い、税金を下げてくれ、と多くが叫ぶ昨今、
  実際の絢爛豪華な歌舞伎の舞台をいったいどれだけの割合の方が真剣に楽しめるのでしょう。
  TV業界の芸能人をヨイショしすぎた問題も噴出しております。
  帰り道にスーッとすべてが引いていく自分がおりました
  (物価高や猛暑などは、人をやさぐれさせる。評価も低くなりがち↓)
  

    
                          
    
・・・結局、一番びっくりしたのが「田中 泯」演じる女形!すごい役者さんです