*勝手に、最後に感想をで評しました。満星は6つ
特別番組が組まれるほどの話題作です! ゴジラといえば、1954年(昭和29年)の
第一作からハリウッド版も含め、なんだかんだでおよそ30作ぐらいあるらしいので、
積極的に見る気持ちはなかったのですが、この度の「シン・ゴジラ」、回を増すごとに
入場者が増えているとの情報で、遅ればせながら鑑賞してきました。
中には10回以上も鑑賞するつわものも出現し、ちょっとした社会現象です。
脚本総監督は、エヴァンゲリオンの作者“庵野秀明”、VFX監督に“樋口真嗣”。
この両氏がタッグを組んで、駄作はないなぁ・・・と、早く気づけばよかった。
始まりを♪
東京湾アクアトンネル内で、崩落事故が発生。首相官邸でその原因につき会議が行われる。
海底火山の噴火など自然災害が原因として議論が進められるが、真偽につき議論が紛糾。
そんな中、内閣官房副長官 矢口蘭堂(長谷川博己)は、未確認ながら巨大不明生物説を
早くから唱えるが、他大勢の中堅・重鎮政治家の反対にあい、災害対策は遅れる。
その後、巨大不明生物による災害であることが明白になり、いよいよ
巨大不明生物(ゴジラ)と対峙することになるが、想定を超えた事象に
政府の指揮系統も混迷を深め、被害は拡大の一途をたどる。
どうすればゴジラの暴走を止められるのか?
有効な解決策は、誰が打ち出すのか?
これはもう是非、一度ご覧ください。
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会議シーンが多く、会議映画などと言われておりますが、有事の際には、ああいった指揮系統になるだろうなと、
想像できます。リアル!
庵野監督は、エヴァンゲリオンを制作しただけのことはあり、既存のゴジラ映画と一線を画したいのだろうなと、
察しはつきましたが、まあ、うなってしまいました。
驚きは日本のVFX技術の凄さでした。モーションキャプチャーによってゴジラを演じた役者が、狂言師「野村萬斎」です。
最初のゴジラの登場シーンでは、「あれっ?」クオリティー的にどうなの?っとなったのが、ああなるかぁ・・・と、
裏切られます。
ネット上では、東日本大震災の未だ続く影響を表現しているとか、いろいろな見方がありますが、あまり前情報を入れず
大人が見るに十分耐えうる作品だと思いますので、ご覧になって損はないと思います。
・・・災厄のリアルさと視点は抜群です。
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