埼玉 VS 千葉 この問題に解決はあるのかい?        

         
                
          『 翔んで埼玉 』
   
 原作は、漫画パタリロの作者「魔夜峰央」による、
 同名漫画。この作の埼玉県人を蔑む内容は、すさまじい。
 SNSで拡散など、悪口に敏感な現代、
 こんなにわかりやすくド差別かましていいのだろうか?と、
 原作がTVで取り上げられ始めた時から思っていました。

 まさか、映画になるなんて!!!
 この作に深くかかわる千葉県人として、見るしかあるまい。

       *文末に★にて、感想を表しました。満★は、6個です。好みもありますから、ご参考程度に・・

                                           
   監督は「テルマエ・ロマエ」や「のだめカンタービレ」を制作しました、武内英樹。
   このラインナップを見れば、だいたいの映画の方向が分かります。
   楽しい出来にちがいありません。(きっと、明るい気持ちになれます)


                                       
  
  ストーリーをおおまかに ♪

  19xx年、東京都内。日本を動かす政治家・官僚を多く輩出する超名門私立高校
  「白鵬堂学院」が舞台。本校を牛耳るのは、現東京都知事 壇ノ浦建造(中尾 彬)の
  跡継ぎ息子 壇ノ浦百美(二階堂ふみ)。本校は、都会指数の高い順にクラス分けされ、
  A組〜Z組まで有す。
  同じ都内でも、よりハイソな街に住み、且つ親のステイタスが最も高い生徒がA組。
  そこから、住む地区、親のステイタス、本人の能力を選考し、B組〜下層へと構成される。
  そして、Z組は元埼玉県人が主で、親の転勤などの要因で都内に住むようになった、
  にわか都民で構成され、学校敷地内の古い小屋が学び舎となる。

  そんな学校に、見目麗しく、超お金持ち、アメリカ帰りの語学堪能で、
  これでもかというほど高スペックの持ち主、麻実 麗(GACKT)が、
  A組に転入を許される。

  この転入生の正体は・・・。
  ここから始まる、埼玉および東京以外の関東圏の解放劇を是非ともスクリーンで!

  埼玉県人はもとより、千葉県人は必見の作品です ♪

                                   

   

   GACKTや伊勢谷友介といった美しい俳優さんたちが、ボーイズラブ含みの素敵な絵柄となっていました。
   その手のお作品がお好きな方も、十分楽しめます♪
   その中に、Z組 下川信男(加藤 諒)を当ててくるなんて、配役のセンスが良すぎて、感動すらしました。
   ネタばらしになってもいけないので、あまり記せませんが、これでもかというほど小ネタが詰まっていて、
   特に千葉解放戦線隊長 阿久津 翔(伊勢谷友介)の亡き父役(写真出演)は、スクリーンで確認して欲しい。

   他にも中尾彬とか小沢真珠とか竹中直人とか出演者は豪華。特に埼玉デューク役の京本政樹は、はまり役!
   唯一無二ですね。                   *俳優さんたちの敬称を略してすみません*

    
・・・見終わるころ、出演者みんなの出身地が気になって仕方なくなります!
                       それから、シラコバトと玉を表現した埼玉ポーズもついやってしまう。